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家計のアドバイザー通信(2020年5月号)

―傷病手当金とは―

 

 

Q会社員です。病気やけがで入院したときなどに、会社から傷病手当が出ると聞きました。
    いくらもらえますか。 (50歳代、男性)

 

傷病手当金」が支払われるのは、健康保険からです。

健康保険は被保険者(従業員など)やその家族(被扶養者)が病気やけがで治療を受けたとき、その治療費の原則7割を負担することがメインですが(残り3割は自己負担)、他にも様々な給付があります(下表参照)。

その1つが傷病手当金で、療養のため会社を休み、給料が減額されたときに支給されるものです。

 

 

  <健康保険における給付の例 (本人)>

 

けがや病気で治療を受けたとき

療養の給付

自己負担額が高額になったとき

高額療養費

入院したとき

入院時食事療養費

入院時生活療養費

緊急時などに移送(転院)されたとき

移送費

療養のため会社を休んだとき

傷病手当金

出産したとき

出産手当金

出産育児一時金

死亡したとき

埋葬料(費)

 

 

ワン・ポイント・アドバイス:国民健康保険には、傷病手当金はない!

傷病手当金は業務外の病気やけがで会社を休んだ日が連続して3日間あった上で、4日目以降休んだ日に対して支給されます。

 

支給額は給与の概ね2/3で、1年6か月間支給されます。休業中にこれより多い額の給与の支払いがあった場合は、傷病手当金は支給されません。

逆に傷病手当金より少ない額の給与の支払いがあった場合は、傷病手当金と給与の差額が支給されます。

 

傷病手当金は、市町村の国民健康保険にはありません。また、健康保険の任意継続被保険者にも支給されません(継続支給を除く)。

 

民間の医療保険や所得補償保険などを活用して、万一の病気やけがの場合でも、安心して治療に専念できるよう準備しておくことをお勧めします

 

*詳しくはご加入の健康保険にご確認下さい。