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家計のアドバイザー通信(2019年2月号)

― 継続雇用と退職 ―

 

Q今月60歳になります。

私自身の国民年金保険料の納付は終了しますが、1歳年下の妻の保険料はどうなりますか。
ちなみに仕事は今の会社で継続して働くつもりです(フルタイム勤務)。(59歳、男性)

 

国民年金の保険料は、被保険者区分によって、支払い方法が異なります(下表参照)。

自営業者など第1号被保険者は自分で納付しますが、会社員など(第2号被保険者)は、給与天引きにより会社経由で支払います。

そして俗に言う「サラリーマンの妻(第3号被保険者)は、保険料を払う必要がありません。

 

 

<国民年金の被保険者区分>

 

保険者区分

対 象

保険料

1

自営業者・学生 など

自分で保険料を納付

2

会社員・公務員 など

厚生年金の保険料と共に給与天引き、会社経由で納付

3

2号被保険者に扶養されている配偶者

保険料負担無し

(第2号被保険者の加入制度が負担)

 

ご質問の件については、ご主人が60歳以降も働き、厚生年金に加入している状態なので、引き続き奥様には保険料支払いの義務はありません。

 

 

ワン・ポイント・情報:もしご主人が退職したら、保険料は自分で払うことに!

参考までに、60歳で退職する場合の国民年金と健康保険についてお話します。

まず奥様の国民年金ですが、もしご主人が60歳で退職した場合は第3号被保険者ではなくなります。第1号被保険者になりますので、自分で保険料を納める必要があります。

 

次に健康保険ですが、退職した場合は2つの選択肢があります。

1つは今までの健康保険に任意継続加入(2年間)する方法です。保険料は、それまで会社が負担していた分も自己負担になるため倍になります(上限が定められている場合もある)。

もう1つは国民健康保険に加入する方法です。こちらの保険料は前年の収入によって決まります。

両方の保険料負担および給付内容を検討して、どちらかを選ぶことになります。

 

 

本記載は、社会保障制度の概要を説明したものです。

詳細につきましては、所轄の年金事務所等にご相談下さい。